これまで、高齢者施設等で新型コロナウイルス感染症が感染拡大した際は、施設に赴き感染対策の対応を実践してきました。このため、高齢者施設と顔のみえる関係性となり、困ったことがあれば相談も受けています。感染症は多様であるため、平素から施設内で感染予防対策を定着させ、予防できる体制づくりが必要です。そこで、今年度は宝塚健康福祉事務所と協働し、高齢者施設等の職員を対象に研修会を計画しています。

第１回目は、「習慣化しよう！標準予防策！」というテーマで７月に３回の研修会を実施し、19の高齢者施設等から38名の職員が参加されました。施設をこえて顔がみえる関係づくりや情報共有ができ、学習したことを現場で実践することがねらいです。

第２回目は「備えよう！冬の感染症対策」というテーマで、10月に４回の研修会を予定しています。

感染管理特定認定看護師　雪田智子